《美味しいお茶の淹れ方》界遠州のお茶三煎でお煎茶飲み比べ
私の実家では、普段からお茶(煎茶)をよく飲みます。
食後は必ずお茶を一杯。
ちょっと休憩~の時や、おやつの時も、珈琲や紅茶ではなく、煎茶を一杯。
平均6杯くらいは毎日飲んでいるような気がします。
…カフェイン取りすぎかもしれませんね(^^;)
京都にお嫁に来てから、こちらでは、緑茶は普段あまり飲まずに「番茶」が多いと聞きました。番茶も香ばしくて優しい味でとても好きです^^普段たくさん飲むなら、こっちの方が体に優しそうですね。
生まれ育った家の名残で、今でも食後はお茶を飲まないと落ち着きません。
特に朝は煎茶を飲むと気分がシャッキリするので、必ず飲んでいます。
「朝茶はその日の難逃れ」って言いますし、そんなおまじないも込めて^^
普段のお茶の淹れ方
新茶や玉露が手に入った時や、お客様にお出しする時は、キチンと湯冷ましして丁寧に淹れますが、普段自分で飲むお茶は、熱めのお湯で雑に淹れてしまっています^^;
なので、苦みや渋みが強くなります。
※カフェインを少なくしたい場合は、ぬるめで淹れるか水出しがいいようです。
界遠州の「お茶三煎」
先日泊まった界遠州にて、「お茶三煎」というお茶の飲み比べをしました。
飲み比べと言っても、お茶葉はそのままで、お湯の温度と蒸らす時間を替えることで、風味が全然違うということを体験するというもの。
一煎目
※90度のお湯がポットに用意されています
※煎茶の場合、茶葉は一人あたり、2g(茶さじ1杯)です。
①急須にお湯を入れて、急須を温めておく
②ポットから湯呑にお湯を注ぐ
③湯冷ましに湯呑のお湯を移す(1回移すごとに8~10℃お湯の温度が下がります)
④急須のお湯を捨て、急須に茶葉を入れる
⑤急須に湯冷ましからお湯を入れて、蓋をして1分蒸らす
⑥湯呑にお茶を最後の1滴まで注ぐ。ゴールデンドロップと言って、最後の方に旨みがあるそうです。
※次に淹れるまで、急須の蓋はずらして開けておきます。
【お茶の様子】
60~70度のぬるめのお湯で淹れたお茶は、色が薄く、甘味があります。苦みや渋みはほとんどありません。
この1回目で、旨みの9割が抽出されるのだとか。
二煎目
①ポットのお湯を湯呑に注ぐ
②湯呑のお湯を急須に入れ、蓋をして10秒蒸らす
【お茶の様子】
80度の熱いお湯で淹れたお茶は、色が濃く、苦み、渋みが強いです。普段飲んでいるお茶はこちらに近いものでした。
三煎目
①ポットのお茶を直接急須へ注ぎ、すぐに湯呑に注ぐ。
【お茶の様子】
色は濃いけれど、二煎目よりも苦みや渋みがありませんでした。
最後に
お茶の出がらしには、栄養素の7割が残っているので、ぜひ食べて下さいとのこと。
今回は、出がらしに、土佐醤油(出汁醤油)をかけて頂きました。
ほんのり苦みがあって、美味しい^^私は好きです。
ポン酢やマヨネーズで和えても美味しいそうです。
見た目をもう少し工夫すれば、食卓にも出せる…かもしれません(笑)(うちの夫は抵抗ありそうだな^^;)
余すところなく、お茶を楽しめる講座でした。
自分で飲む分は普段は適当に淹れているけれど、たまには丁寧に淹れてみようと思ったのでした。
以来出がらしも捨てずに食べております^^(私だけだけど)
今日も、読んで下さってありがとうございますm(_ _)m
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