《本の断捨離で残った漫画》幸せに生きるためのヒント「るきさん」と「バカ姉弟」
私は漫画が好きです。活字の本も好きです。
夫と唯一の共通の趣味が「読書」
我が家のLDKには壁一面の作り付け収納があるのですが、そこは主に本を収納しようと思っていました。
余裕を持って設計したはずの本棚は、2人分の本ですぐに余裕は無くなってしまいました。
去年の夏、夫婦間で断捨離熱がぐわ~っと上がった時に、大量にあった本の多くをブックオフに売りました。
もう読み返さないであろうもの、コミックレンタル出来るもの、図書館で借りられるものが主に断捨離の対象になりました。
そんな断捨離祭りをかいくぐり、残った大好きな漫画を2作品ご紹介します。
ちなみに漫画は全部で3作品残りまして、もう1つは夫の「ワンピース」です(これだけでも70冊以上あるのですが…笑)
「るきさん」高野文子/筑摩書房
るきさんは、1か月分の仕事を1週間で終わらせ、あとは実にマイペースに生活しています。
バブル前後のお話しのようですが、るきさんは誰よりもふわふわしているようで、時代や世間に惑わされることなく、自分の芯がちゃんとあって、いつでもどこでも地に足のついた身の丈清貧生活を楽しんで送っている女性です。
全然頑張ってる感じはしなくて、肩の力を抜いて自分らしく毎日を楽しんでいる。
こんな風に生きていけたら幸せだな~と思える漫画です。
こちらの漫画は、図書館にあるので何度も借りて読んでいたのですが、ある時文庫本が本屋さんで平積みされていたのを見かけて、ついつい買ってしまいました。
と、思ったら、後で知ったのですが、新装版には後日談も掲載されているのですね!(ガーン)
「バカ兄弟」安達哲/講談社
「ご姉弟が愛くるしい…!」の一言に尽きる漫画です。
巣鴨の皆さまに愛され見守られ、すくすくと自由奔放に育つ双子の姉弟の姿に、微笑ましい気持ちが止まりません。
そしておねいちゃんのおでこと頬っぺたにとても癒されます。触りたい。
5巻には大きくなったご姉弟の様子も描かれています。
とてもいいなぁと思ったのが、おねいちゃんが散歩中迷子になってしまった時に
「迷っちゃった。でも大丈夫。きっと誰かが助けてくれるわ」
と、のんびりお散歩を続けるところ。
周りの人からとても愛されて育ったからなのでしょうね。
おねいちゃんの持つ「自己肯定感」と「他者への信頼」は
幸せに生きていくためにとても大切だなぁと感じます。
それと、小さなことも幸せに感じられる能力が高いことも。
どちらの漫画もシンプルに幸せになるための気づきがたくさんあります。
読んで下さってありがとうございました。
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