子供の頃好きだった少女漫画に癒される‐私の好きなもの004‐
今朝のあさイチで、「セーラームーン展が20代~30代の女性の間でアツい!」というような特集をやっていました。
私もぎりぎり?セーラームーン世代だったので、とても懐かしい気持ちに。妹と一緒に観てたな~。「きんぎょ注意報」というアニメも大好きで、その後に始まったのがセーラームーンだったと記憶しています。
子供の頃に観ていたアニメや漫画は、ものすごく記憶に鮮明に刷り込まれていますね。
大人になった今は、漫画を読むときはザザ~っと速く読んでしまうけれど、子供の頃は本当に細部までじっくり読んでいて、その1つ1つが新鮮で、わくわくしたのを覚えています。
土曜日の絵本
ふと、子供の頃に読んでいた漫画で、無性に読み返したくなった作品があります。
それが川崎苑子さんの「土曜日の絵本」。
私が生まれる前に発行された作品なのですが、14歳上の叔母に貰って、小学生の頃読んでいました。
勝気でおてんばなガキ大将女子のミクちゃん。明るくてで愛嬌のある愛され男子なミチルくん。地味だけど頭が良くて優しい学者肌のヘイちゃん。可憐で女の子らしくおっとりしたかすみちゃん。
そんな4人(弱冠7歳)が、果樹園がいっぱいの緑豊かなのどかな風吹町で、生き生きと暮らす物語です。
なんだか突然読みたくなって、Amazonで探したものの、もうすでに文庫版でも絶版になっているのか、古本しかありませんでした。(でも状態は良かったです)
子供の頃と今と、視点や感じ方が違って面白い
子供の頃好きだった漫画を読み返す面白さは、昔とはまた違った視点でみられるところだと思います。
この土曜日の絵本も、当時は子供目線で読んでいたので、楽しそうな子供たちの姿や、親が不在にしていて寂しい気持ちなどに共感していました。
でも大人になってから読んだら、もう色々思う事あって、涙が止まらず…。
ここ最近、涙腺が弱いです。
タイトルのように、絵本のようなメルヘンちっくなお話しなのですが、生や死、出会いや別れのことも沢山描かれています。
読みながら、子供たちがどうかいつまでも、元気に幸せで暮らせますように、と大人の目線で願っている自分がいました。
世の中は「無常(いいことも、悪いことも)」と知ったからこそ、キラキラした永遠にも思える未来を持つ子どもたちが、すごく眩しくて尊いなと思うのです。
小さい頃の自分を慰める気持ちで
作者の川崎苑子さんによるあとがきで、
「大人になった自分が、泣いている子どもの頭を、ほんの少しなでてやりたい、なんて思って描いたのが『土曜日の絵本』だった」とありました。
弟や妹が出来て「お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから!」と言われたこと。
親に気兼ねして言いたいことが言えなくて、逆に叱られたこと。
仲が良かった友達とお別れしなくてはいけなかったこと。
大好きだった場所が、変わってしまったこと。
登場人物だちが経験する色んなことが、小さい頃の自分と重なります。
子供だって(子供だからこそ)けっこう色々と考えているのですよね。
私の中の小さい頃の自分(インナーチャイルド、ウニヒピリ?)をよしよしと、癒していくようでした。
そしてちょっと切ない気持ちも、思い出しました。
まとめ
不思議と、急に思い出して読みたくなったのですが、今の自分にとって必要なものだったように思います。
昔子供だった自分は、まっすぐ育っているかしら。(多少ねじれているかな^^;)
私は私をちゃんと幸せにしてあげられているかな?
そんなことを思いながら一気に読みました。
今この時に再会出来てよかった、私の好きなもの4つめでした。
今日も、読んでくださってありがとうございます(*^^*)
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